2025年5月、人気バトルロイヤルゲーム『Apex Legends(エーペックス・レジェンズ)』にて、新たに「まもなくランクラダーが開始」という表示がランク画面に登場し、多くのプレイヤーの間で疑問や戸惑いの声が上がりました。「今までのランクとは何が違うの?」「昇格できなくなるの?」と不安に感じた方も少なくないでしょう。
この記事では、現在のランク進行に影響があるのかどうか、この「ランクラダー」という新機能は何を意味しているのか、今後のプレイ方針にどう関係するのかを詳しく解説していきます。初心者の方にも分かりやすく丁寧にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ランクラダーとは何か?
「ランクラダー(Ranked Ladder)」とは、Apex Legendsの通常ランクとは別に、新たに導入されたチャレンジ要素付きのランキング機能です。ランクラダーは、プレイヤーが10試合以上のランクマッチをプレイすることで自動的に参加可能となり、その中でも最も高いRP(ランクポイント)を獲得した10試合の合計スコアがランキングに使用されるという仕組みになっています。
この新機能の導入により、既存のランクマッチとは異なる「持続力」や「安定性」が評価されるようになり、短期的に爆発力のあるプレイスタイルだけでなく、コンスタントに良い試合を重ねるプレイヤーも報われやすい設計になっています。
重要な点として、ランクラダーは現在の通常ランクの進行に直接的な影響を与えません。つまり、ブロンズからマスター・プレデターへの昇格などは今まで通り続けることができます。
今のランクは進められるのか?
「ランクラダー開始=通常ランク停止」と勘違いしてしまう人も多いようですが、現時点でそのような仕様変更はありません。通常のランクモード(バトルロイヤルのランク)はこれまで通り昇格・降格が可能であり、スプリットごとの報酬も維持されています。
ただし、ランクラダーでは成績の良い10試合が記録されるため、同じランク帯であってもハイスコアを目指すプレイヤーはより慎重かつ戦略的なプレイを行う必要が出てきます。従来よりも質の高いプレイが求められるため、プレイヤースキルの向上にもつながる要素と言えるでしょう。
どうやってランクラダーに参加する?
ランクラダーへの参加は非常にシンプルです。条件はたった1つ、「ランクマッチを10試合以上プレイする」こと。それだけで、自動的にあなたのアカウントはランクラダーに登録されます。
その後は、プレイしたランクマッチの中から最も高いスコアを記録した10試合分のRPが、シーズン期間中におけるあなたのスコアとして反映され、他プレイヤーとランキングが比較されていきます。
この仕組みにより、単に数をこなすよりも、いかに効率よくスコアを稼ぐかという戦略が重要になってきます。例えば「終盤だけ集中してランクを回す」といった方法も、無駄なくスコアを伸ばす上で有効です。
プレイヤーの声と混乱
RedditやX(旧Twitter)などのSNSでは、「ランクラダーってなんのこと?」「もうランクは進めないってこと?」といった疑問が多く見られました。特に日本語ユーザー向けには公式からの明確な説明が不足していたこともあり、一時的に不安が広がったのは事実です。
実際には、「ランクラダー」はSeason 25の後半に合わせて実装された追加要素であり、通常のランクや報酬に影響するものではありません。ただし、リーダーボード的な要素もあるため、ハイレベル帯のプレイヤーを中心に今後注目が集まりそうです。
今後の報酬や進行に関する展望
今回のアップデートにより、ランクラダー専用の報酬や称号が登場することも明らかになっています。たとえば、トップ500に入賞したプレイヤーには特別なバッジやダイブトレイルなどのエフェクト報酬が用意される予定です。
また、従来のランク報酬(シーズン終了時のスキンやバナー)についても継続されており、「通常のランク進行とランクラダー報酬は完全に別枠で獲得可能」という仕様になっているのが特徴です。
プレイヤーとしては、ランク昇格を目指しながら、同時にランクラダーでの上位ランクインも狙える「二重のやり込み要素」が楽しめる形になっているといえるでしょう。
まとめ:表示の意味と安心材料
- 「まもなくランクラダーが開始」の表示は、新たな報酬イベントの告知であり、現在のランクが止まるわけではない
- 通常のランクマッチ(昇格・降格)はこれまで通り進行可能
- ランクラダーは、10試合以上プレイした中で最も高い成績を記録し、リーダーボード順位に影響
- 通常ランク報酬とは別に、専用の特典やバッジなども用意されている
このように、今回の新要素はゲームの楽しみ方をさらに広げるものであり、既存のランクプレイを妨げるものではありません。戸惑った方も、まずは10試合プレイしてランクラダーを体験してみると、新しいモチベーションが得られるかもしれません。